不定詞の解説2(名詞的用法)

今回は不定詞についてもう少し詳しく説明します。

前回話している通り、不定詞は英文で見れば「to + 動詞の原型」で動詞を2度使用する用法です。

形としては1通りですが、その用法は3通りあります。

その用法とは「名詞的用法」、「形容詞的用法」、「副詞的用法」の3つです。

ここで1つ補足ですが、テストでは(特に受験では)

「この文で使われている不定詞の用法は何でしょうか。」という問題はまず出ないでしょう。

しかし、この3つの用法を把握することで不定詞が使用されるている英文をより正確に日本語訳することができます。

まずは「名詞的用法」からいきましょう。

例文です。

 I like to play baseball. 「僕は野球をすることが好きだ」

今回の不定詞が使用されている部分は

「to play baseball = 野球をすること」になります。

こちらの文の構造を見てみると

「I = 主語」 「play = 動詞」 「to play baseball = 目的語」となります。

ここで重要なのが、不定詞部分が目的語」

つまり、文の中で不必要不可欠な要素であるということです。

不定詞部分を省くと

I like. 「私は好きです。」

文として成り立っていませんね。

このように文の中で必要不可欠な要素となるのは3つの用法の中で名詞的用法だけなのです。

そのため、今回の章では

「不定詞部分が文の中で不可欠な要素である場合、それは名詞的用であることが確定し、

「〜すること」と訳す」

こちらを覚えてください。

ちなみに主語、動詞、目的語などについてまだ理解ができていない方はこちらも参照ください。

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