副詞の考え方

今回は構文を理解するうえで重要となる副詞について解説します。

副詞とは一言でいうと「その部分がなくても文が成立するもの」になります。

例文を用いて解説します。

She plays the piano well

こちらの文は「彼女はピアノをうまく演奏します」という訳になり、赤の背景で示した部分、wellが副詞となります。

実際にwellの部分を無視して読むと「彼女はピアノを演奏します」という訳になり、文として不自然な部分はありません。

他の部分を読まないとすると、例えばplaysを無視すると「彼女はピアノをうまく~~」という形で分が成立しなくなります。

慣れるまでは実際に訳してみることでその部分が副詞になるのかを判断していきましょう。

一つ絶対的な指標をご紹介すると

前置詞(in at ofなど)の後の文は副詞となる。

ということは覚えておきましょう。

ではなぜ副詞かそうでないのかを見分ける必要があるのでしょうか

それは一つ前の記事でも紹介した「長文を読む中で流し読みをしてもよい」部分を判断できるからです。

もちろん、長文問題の中で副詞部分の「どこ」や「いつ」を問われる場面は多くあります。

しかし、長文の全体像をつかむという意味では副詞の部分が例え訳せなかったとしても問題なく理解できます。

長文読解への近道は一文一文を丁寧に訳すのではなく、問題を解くうえで重要な部分を見極め、その部分に全力を注ぐことです。

そのため必要な第一歩が副詞の理解となりますのでしっかりと理解していきましょう。

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